JR杉本町駅に向かって住宅街を歩いているときに、急に甘くて良い香りがすると思ったら「長崎堂」の工場を発見しました。
「軽くカステラが食べられるカフェがあればいいのにな」と思っていたら工場の通りを渡った先に「長崎堂」のカフェを発見しました。
入ってみると初めて来たのにどこか懐かしいステキな空間だったので紹介します。
長崎堂とは?
初代荒木源四郎さんが長崎から浪華(なんば)に拠点を移し創業1919年から今年で104年目。大阪に店舗を構えて今年で72年目を迎える超老舗の長崎堂。
戦後の倒産からすぐに再建し、今では地域の方に愛されるお菓子屋さんです。
4代目社長になって今年で20年目となる荒木貴史社長はデザインにも長けていて、SNSでは長崎堂のクリスタルボンボンがかわいすぎると話題になっていました。歴史を大切にしながら、時代の変化にも対応している長崎堂。
お菓子作りのこだわり
時代が変わっても「母親が子供に食べさせる気持ち」を持ち続け、素材の持つ純粋な味わいを大切に一人でも多くの人に喜んでもらえるお菓子を提供することを目標にされているそう。
“復元カステーラ”はもちろん、他にも“ヴァッフェル”などの定番の人気商品がたくさんあります。
また、SNSでも「かわいすぎる!」と話題になった人気商品の“クリスタルボンボン”のような直営店の店頭限定商品もあります。
「お店に行かないと買えない」というところが、地元の人を大切にしている老舗のお菓子屋さんのこだわりのように感じます。
※直営店舗:心斎橋本店・住吉店の2店舗
※全国の量販店にはお取り扱いがない商品も多くありますのでお気を付けください。
カフェメニュー
店内は持ち帰りギフトを購入できる場所と、カフェスペースに分かれていました。
カフェスペースはほぼ満席状態で、私が行った時には1席空きがあったのですぐに通してもらえました。
お店の外には並ぶときに利用できる椅子も設置されていたので、並ぶ時も安心です。
ドリンクのみの注文もできますし、復元カステーラセットや赤米まんじゅうセットなども人気のようでした。
カステラセットを注文
さっそくカステラセットを注文してみました。
セットのドリンクを紅茶にするか?コーヒーにするか?迷っていたところ、私の両隣の席のお客さんが当然のように“ほうじ茶”を注文されていたので、私もほうじ茶をセットのドリンクとして注文してみました。
ポットサービスだったので、いつまでも温かいほうじ茶をおいしい状態で最後まで楽しむことができました。みなさんも注文されるときにはほうじ茶をぜひ注文してみてください。
カステラは素材の味が楽しめ、最後まで飽きがこないお味でした。
原材料は卵・小麦粉・砂糖・水飴のみ。とてもシンプルな材料で作られています。
保存料や添加物は一切使用せず、厳選された素材を使って、焼粉は使わず、卵や砂糖、素材のもつ本来の味を活かして、自然に焼き上げているそうです。
平日にはカフェスペースも満席状態で、カステラなどのお菓子を買いに来られる方もたくさんいらっしゃって人気なお店でした。
カフェスペースには新聞を広げて読んでおられる方や、お店の近くにある大阪公立大学の学生さんも一息つきにカフェに来店されていました。
車で来店される方用に駐車場も完備されており、工場側へ道をわたるとすぐに専用駐車場がありますのでそちらを利用されている方も多くいらっしゃいました。
ぜひお近くの際は、足を運んでみてください。
長崎堂 住吉店
住所:大阪市住吉区杉本2-5-12
アクセス:JR阪和線杉本町駅西口出口から徒歩10分
営業時間:9:00~18:00
(喫茶 ラストオーダー 16:30)
定休日:毎週水・日曜日