南海本線・住吉大社駅から西へ歩くこと約6分。住吉公園と国道26号線を横切り、住吉高灯籠の前から道を入ってすぐのところに、昔ながらの洋食店「グリル仔鹿」があります。
周辺には、寿司店や美容院などが並ぶ住宅街。観光地のにぎわいとは違った、地域の日常を感じられる場所です。
1969年から続く町の洋食店

1969年から営業を続けている「グリル仔鹿」。現在はご夫婦ふたりでお店を切り盛りしています。
店先に掲げられた赤いストライプのテントと、重厚感のある木の扉が印象的。「昔ながらの町の洋食屋さん」のイメージそのものといった店構えです。

入口のそばには黒板メニュー。サービスセットやコンビセット、ハンバーグ、とんかつ定食など、洋食の王道メニューが並んでいます。
今回は、開店時間の11時30分に合わせて訪れてみました。
歴史を感じる店内とあたたかな接客

店内には、カウンター席とテーブル席があり、壁には絵画や絵皿、年代物の掛け時計が飾られています。
長い年月を重ねてきたお店ならではの雰囲気がありながら、アットホームであたたかみのある空間です。

冷えた瓶入りのお水とグラスが運ばれてきました。
開店と同時に入店しましたが、お客さんが次々と訪れ、テーブル席もカウンター席もどんどん埋まっていきます。
常連さんも多いようで、奥様とテンポよく会話を交わすお客さんもいれば、ひとりで訪れて静かに食事を楽しむ方の姿も。初めて訪れた人でもどこかほっとできる空気が流れていました。
カウンターの奥では、穏やかな雰囲気のご主人が黙々と調理しており、長年ともにお店を営んできたご夫婦ならではの息の合った様子が感じられます。
ランチもディナーも楽しめる王道の洋食メニュー

グリル仔鹿では、ランチタイムとディナータイムを通して同じメニューが提供されています。
日替わりのサービスセットをはじめ、煮込みハンバーグ、クリームコロッケ、からあげなどの定食、メイン料理を2種類楽しめるコンビセットなど、種類が豊富です。
ちょっぴり贅沢をしたい日には、ステーキ定食も。普段のランチから特別な日のディナーまで、その日の気分に合わせて選べそうです。

さらに、グラタンやカレーライス、オムライス、焼肉ピラフ、サンドイッチ類など、単品メニューも充実しています。何度訪れても「次はこれを食べてみたい」と思わせてくれるラインアップです。
ドリンクは、コーヒーや紅茶だけでなく、ミックスジュースやココア、アルコール類も用意されていますよ。
エビフライにヒレカツ!コーヒー付きの「サービスセット」

今回注文したのは、サービスセット。日替わりの3品に、サラダ、ポタージュまたはみそ汁、コーヒーまたは紅茶が付くメニューです。
まずはポタージュ、続いてエビフライとロースハムにサラダのプレート、ライス、ソースがかかったポークヒレカツが別皿で提供されました。
エビフライをいただくと、まろやかなタルタルソースがエビのおいしさを引き立てています。 ヒレカツはソースが和風の味わいで、ごはんが進むおいしさです。
みずみずしいグリーンサラダが口の中をリセットしてくれるので、最後までおいしくいただけました。

食後には、ホットコーヒーを選びました。
苦味とほどよい酸味のバランスがよく、深みのある味わいで、ゆっくり味わいたくなる一杯。いただいた料理やコーヒーは、奇をてらうことのない、安心できる味わいでした。
1969年から続くグリル仔鹿は、地域の人たちに長年愛されてきた歴史が感じられます。温かみがあり「町の洋食屋さん」という言葉がよく似合うお店です。
ご夫婦おふたりで切り盛りされているため、急いで食事を済ませたい日よりも、時間に余裕のある日に訪れて、ゆったりとした気分で楽しむのがおすすめ。懐かしくてほっとする洋食の味に出会えるはずです。
グリル仔鹿
住所:大阪府大阪市住之江区浜口西1-2-13
アクセス:南海本線「住吉大社駅」から徒歩6分
TEL:06-6672-1760
営業時間:11:30-15:00 17:00-20:30
定休日:木曜日
駐車場:あり
















