2023年が「本厄の年」ということで、厄除けで有名なあびこ観音へ先日はじめて参拝に行ってきました。
調べてみるとかなり歴史のある観音寺で、街中にいることを忘れるほど大きなお寺でした。今回は節分祭の前の平日に伺ったのですが、厄払いの御祈祷をされる方もたくさんいらっしゃいました。日本最古の観音寺に参拝してきたのでご紹介します。
また、別の記事ではあびこ餅本舗の「あびこ名物元祖厄除け饅頭」について書いておりますので、そちらもあわせてご覧ください。
あびこ観音とは?
あびこ観音は、観音宗総本山で日本最古の観音寺と伝えられています。
今から1425年前(546年)この土地の豪族だった依綱吾彦(よさみの あびこ)の一族が百済の王様から約6.5cmの像を贈られそれをみんなでお祀りしたのが始まりとされています。
その後、聖徳太子がこの場所に来られた時にお告げがあり、その時に現れたのがこちらの観音さまだったそうです。伽藍をつくり立派な寺院にして観音さまを大事にお祀りしたそうです。
正しくは、大聖観音寺ですが「あびこ観音」と大阪では呼ばれて親しまれています。
また、あびこ観音は猫と錦鯉を飼っていて首をしている猫ちゃんに会えることもあるそう。
コロナ禍での参拝の注意
駐車場が併設されており、駐車場から近い入り口が南門、南門とは別に立派な木々が並ぶ道の先にある門が西門です。この西門があびこ観音の正門になります。
西門をくぐるとアルコール消毒のスプレーと検温器、画像にある内容の注意書きがあります。
感染防止のため、マスクの着用と至る所に設置されている消毒、検温、人との距離をとって行動をしましょう。また体調がすぐれない時は後日に改めて参拝に伺うようにしましょう。
また、手水舎は感染防止のため利用できなくなっておりますのでご注意ください。
御手印に関して
御朱印の受付は正門入り口から入ってすぐ左手にあります。
御祈祷の受付場所とは異なりますのでご注意ください。
御朱印は2種類あって、500円と700円のものがあります。
御朱印帳も販売されているので、御朱印承り処で一緒にお願いすることもできます。
また、御朱印承り処を進むと本堂の左側に錦鯉がいました。
ここの鯉はまんまるに太っていてかわいいんです。
しばらく錦鯉にもいろんな顔の子たちがいるんだな~と見つめていたら、時々目が合ったような気がしてドキッとしました。
厄除御祈祷
今回の参拝は、節分祭前の平日だったため、厄除御祈祷のために参拝される方が多くいらっしゃいました。厄除御祈祷のために参拝されていた方の多くは、先に本堂に参拝をされて本堂の隣にある受付で御祈祷の申し込みを済まして御祈祷を受けていました。
この受付で氏名や住所などを記載して、受付をしてもらいます。
厄除御祈祷のほかには、誕生お初まいり、安産腹帯御祈祷、交通安全御祈祷などもされているようです。お守りの購入やおみくじの配布もこちらの受付でされています。
厄除け護摩焚きが有名
あびこ観音といえば、よくニュースなどでも目にするあの壮大な厄除け護摩焚きが有名です。すごく激しく燃え盛る炎とその近くで舞い踊る紙製の天蓋が燃えないことでも有名。
一説では不動明王のお力が、護摩の炎に宿っているからとも伝えられています。
すごく不思議なパワーがあふれている場所なんだなと感じました。
活力をもらえるパワースポット
あびこ観音への参拝は初めてのことだったので、今回はご挨拶のために参拝させていただきました。参拝してみた感想は、とても明るい気持ちになれて、よし!がんばるぞ!と活力をいただけるパワースポットでした。
また、立派な保存樹もたくさんあって中には樹齢800年以上のものもありました。
ほかには銀杏の木の保存樹もあり、四季を楽しめるステキな観音寺でした。
ぜひ、行ってみてください。
あびこ観音
住所:大阪府大阪市住吉区我孫子4丁目1-20
アクセス:JR阪和線 我孫子町駅より徒歩10分
営業時間:7:00-17:00
定休日:不定休