堺に住みはじめて7年。
子どもが生まれてから気づいた堺の大きな魅力、それは「子どもが楽しめる大きな公園が多い」こと。
遊具や広場が充実した大型公園が、自転車で行ける距離にあり、わざわざ遠出をしなくても、家族みんなで休日を楽しむことができます。
堺にある公園の中でも、地元の人で知らない人はいない、とても有名な公園が「大仙公園」です。
2019年に世界遺産に登録された百舌鳥・古市古墳群の一角、仁徳天皇陵の目の前にあり、公園内にもさまざまな古墳が点在しています。
約38.5haの広大な敷地には、広場や遊具だけではなく、博物館や日本庭園、茶室など、さまざまな施設があります。
この「大仙公園」は、観光客に人気があるのはもちろん、地元の市民も日常的に利用する、定番の公園です。
今回は、子ども連れのご家族におすすめなポイントに注目してご紹介します。
小さい子どもから小学生まで楽しめる複合遊具
「大仙公園」はJR阪和線百舌鳥駅から徒歩5分。
電車でのアクセスも良い公園です。
公園内は広々としていて、木々や落ち葉など豊かな自然を肌で感じることができます。
まずはじめにご紹介したいのが、遊具のある広場「児童の森」。
幼児が楽しめそうな、小さなすべり台のついた遊具から、小学生でも楽しめそうなアスレチック遊具など、それぞれの年齢に合った複合遊具が点在しています。
土日に訪れると、子ども連れでにぎわっていましたが、遊具の数も多くスペースも広いため、そこまで窮屈に感じることはありませんでした。
こちらのアスレチック遊具、7歳の長女にとってはちょうど良い難易度だったようで、足元が不安定な中、ロープをつかみながら上手にバランスをとって、先へ先へと進んでいました。
4歳の次女は、お姉ちゃんに負けじと果敢に挑戦していましたが、少し難しかったようで、「ママー、たすけて!」と泣きべそをかいていました。
幼児向けの遊具では、1歳半ぐらいのよちよち歩きの子どもが、一生懸命階段をのぼる姿が印象的でした。
同じ広場でそれぞれの年齢に合った遊具で遊ぶことができるのは、歳の離れた兄弟姉妹がいらっしゃるご家族にとってはうれしいポイントですね。
ビックリするぐらいきれいな公園内のトイレ
遊具の次にご紹介したいポイントが、「トイレ」です。
公園に来ると遊びに夢中になり、長時間遊んでいると、大人も子どもも必ずトイレに行きたくなりますよね。
公園のトイレというと、古くてあまりきれいでなかったり、風通しが良すぎて、特に冬の寒い時期は使いづらく感じる方が多いのではないでしょうか。
赤ちゃん連れで、おむつ替えが必要な場合だとなおさらですね。
なんと、大仙公園にはこんなにきれいなトイレがあるんです。
改修工事で2019年に新設された、この「おもてなしトイレ」には、おむつ替えのできるベビーシートを備えたトイレや、キッズトイレ、女性向けのパウダーコーナーもあります。
快適な空間でおむつ替えができるので、赤ちゃん連れのお父さんお母さんも安心ですね。
トイレの待合が休憩スペースになっているので、自動販売機でジュースやコーヒーを買って、ベンチに座りながらちょっと休憩するのもいいですね。
我が家もトイレついでにジュースやコーヒーを買って、ベンチに座って一服しました。
お弁当を食べたり、動き回るなら大芝生広場がおすすめ
最後におすすめしたいのが、「大芝生広場」です。
シートを広げてお弁当を食べたり、ゆっくり休憩するのにピッタリです。
我が家はよく、ワンタッチテントを持っていき、この大芝生広場でピクニックを楽しんでいます。
とても大きな広場なので、ボール遊びや、縄跳び、鬼ごっこなど、周りを気にせず体を動かして遊び回ることができます。
自転車や、ストライダーの練習をしている親子もいましたが、下が芝生なのでこけてしまっても安心ですね。
広々とした芝生と、青い空が広がる景色の中、シートを広げて寝転がりながら、ただただゆっくりするだけでも、とても贅沢な時間を味わうことができます。
家族で一日中楽しめる公園
他にも、公園内には市立の図書館があり、児童向けの本が置いてあるこども専用の閲覧室があります。
遊び疲れたら、寒さしのぎも兼ねて、図書館でゆっくり絵本を見るのもいいですね。
遊具で遊ぶだけでも十分に楽しめる公園ですが、シートを持って行ってお弁当を食べたり、少し寒くなってきたら図書館で絵本を楽しんだり、家族で1日中楽しめる公園です。
ぜひ一度「大仙公園」に行ってみてはいかがでしょうか。
大仙公園
住所:大阪府堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁204
アクセス:JR阪和線「百舌鳥駅」から徒歩5分