じゃがいも不使用!?「やろく」の名物・卵コロッケ|東粉浜

突然ですが、みなさんコロッケは好きですか?
コロッケと言えば、ホクホクのじゃがいもに合いびき肉などが入ったものをイメージする人が多いでしょう。しかし今日は、そのイメージを覆す斬新なコロッケを紹介します。

変わり種コロッケとして多くのメディアから注目される名店「洋食やろく」をご紹介します。

やろくの歴史

やろくは漢字で書くと「弥六」と書きます。
弥六の「弥」は南無阿弥から取った文字で、「御奉仕させていただく」という意味だそうです。弥六の「六」は当時、大変縁起の良い数字だったことからつけられたそうです。

1935年の創業当時から卵コロッケは提供されていました。
四代目まで受け継がれた卵コロッケは、今ではお店の一番人気の商品になりました。

メディアからも取り上げられる名店

やろくは住吉を代表する洋食屋です。先日は、毎週日曜日の12:35分から放送されている関西のローカル番組「草彅やすともの うさぎとかめ」でも紹介されていました。
草彅剛さん、海原やすよともこさんも卵コロッケを絶賛していました。他にも数々の番組や雑誌などで紹介されているので、みなさんチェックしてください。

やろく名物「卵コロッケ」

やろくの卵コロッケは一般的なコロッケと違い、じゃがいもを一切使用していません。
ジャガイモの代わりに卵を使用することで、まるでクリームコロッケのようなふんわり食感を楽しむことができます。
「コロッケ=じゃがいも」というイメージをお持ちの方はたくさんいますよね。
そんなコロッケの概念を覆したやろくのコロッケは、多くの人から賞賛される商品になりました。日本コロッケ協会が主催する「コロッケグランプリ」では、バラエティ部門で見事金賞を受賞しました!

実際に行ってみた!

今回私はやろくの卵コロッケを求め、実際にお店に行きました。店内の様子や味の感想などをお伝えしていきます。

店内はテーブル席とカウンター席があります。私はカウンター席に座りました。
カウンターの前はガラス張りで、厨房の様子を見ることができます。注文をして待っているときも、作っている様子や「ジュワジュワ~」と揚げている音も聞こえました。
そして、店内にはビンテージのスピーカーが設置しており、おしゃれな音楽が流れていました。

お待ちかねの卵コロッケが到着!
私は限定セットを注文しました。卵コロッケのほかに、エビフライとカキフライがのったボリュームのあるセットです。とてもきれいに盛り付けられていていました。

卵コロッケは、サクッとした衣にクリーミーな味わいが口に広がりとてもおいしかったです。中にはエビやハムが入っており、今まで食べたたことのない新感覚のコロッケでした。ほのかにカレー風味がして、ケチャップをつけて食べてもおいしかったです。

そして、エビフライとカキフライはそれぞれサイズも大きく食べ応えがありました。
ごはんとお味噌汁もついていてとても満足しました。
ちなみに、3月中旬~9月はカキフライを貝柱フライに変更することも可能です。今回はカキフライだったので、次回は貝柱フライを食べたいと思います!

近くにはお持ち帰り専門店も

卵コロッケの人気は高く、本店の近くにはお持ち帰り専門店もあります。本店は、連日多くの人が訪れます。特に休日は店の外まで行列ができます。
お持ち帰り専門店は、時間が無い人や並びたくない人におすすめです。お弁当と単品のフライが販売されていますよ。
仕事のお昼休みにお弁当を買うのも良し、夕飯の一品として買うのも良し!

今回は唯一無二のコロッケを提供するやろくを紹介しました。ずっと行ってみたかったお店で念願の卵コロッケを食べることができ、とても満足です。
コロッケの概念を覆す一品を、みなさんぜひ食べに行ってみてください!

洋食やろく本店
住所:大阪府大阪市住吉区東粉浜3-30-16
アクセス:阪堺電軌上町線・阪堺線「住吉駅」から徒歩約1分
南海本線「住吉大社駅」から徒歩約3分
電話番号: 06-6671-5080
営業時間:11:00~13:30/16:30~19:30
定休日:水曜日、火曜日(火曜日はランチのみの営業)

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。