我孫子前駅から徒歩約6分|菜種油の発祥の地で見つけた「遠里小野公園」

みなさんの好きな季節はいつですか?

毎年、早く春が来ればいいのになぁと、待ち望んでいる人も多いのではないでしょうか。かくいう私も、その一人です。

今回はそんなみなさんに、住吉区の「遠里小野(おりおの)公園」をご紹介したいと思います。

こぢんまりとしているけれど遊ぶには十分な公園

遠里小野公園は、南海高野線の我孫子前駅を降り、歩いて6分ほどの場所にあります。

園内にあるのは4つの遊具。

まずは、みんな大好きすべり台です。階段5段分でそれほど大きくないため、小さなお子様を見守りながら安心して楽しめます。

小さいながらも、すべった時の風を切る爽快感……これぞ、公園遊具の醍醐味ですね。

続いては、大人気遊具の代表とも言えるブランコ。私もブランコが大好きで、小さい頃は友達と取り合いになって喧嘩したこともあります。

遠里小野公園には4つもブランコがあるので、友達と喧嘩せず、仲良く一緒に遊べそうですね。

鉄棒は大・中・小の3種類。お子様の年齢に合わせて練習ができます。

ぶら下がりや回転など、日常生活ではなかなか行うことのない動きをすることで、握力や腕の筋肉を鍛えることができます。

こちらは砂場。柵に囲われているのは、野良猫よけでしょうか。

砂のお城や泥団子……イチから砂で何かを作り上げることで、子どもの発達を促すことができるとされています。定番でありながらも魅力的な遊び場の一つですね。

もしもの時に住民を守ってくれる場所

遠里小野公園は、災害があった時の一時避難場所として指定されています。

一時避難所というのは、地震や洪水、津波など、非常事態にまず逃げる場所のこと。

この遠里小野公園内にも防災倉庫が設置されていました。住民の憩いの場であるだけでなく、何かあった時に、住民を守ってくれる場所でもあると考えると安心ですね。

この木なんの木、ふしぎな木?

遠里小野公園の中には、大きな「おりおのの木」があります。この木は、遠里小野小学校の創立80周年記念に、みんなで咲かせた木だそうです。

夏になると、木陰でゆっくりひと休みもできそうですね。

公園を囲う水色の壁面には「おりおのの木」を読んだかわらしい歌が。壁面の手形は、当時の子どもたちの手形でしょうか。地元のみなさんの愛が伝わってきますね。

春の訪れを感じる菜の花畑

こちらは遠里小野公園内に設置された「ふれあい花壇」。

春になると、ある花が咲きほこるんです。何の花でしょうか?

正解は「菜の花」です。菜の花のピークは3月から4月頃。

春先になるとこのように、花壇一面に美しく咲く菜の花が見られます。思わず目を引いてしまうほど、美しい光景ですね。

では、どうして菜の花なのでしょうか。

それではここで一つ、こぼれ話を。料理などで使う菜種油をご存じでしょうか。実は菜種油の発祥地はここ、遠里小野なんです。

遠里小野では昔、日本産のヘーゼルナッツとも呼ばれる榛(はしばみ)からしぼった油を、住吉大社のご神灯に奉納していました。

江戸時代には、遠里小野のとある農家が菜種油の製造方法を開発。その品質の良さから、菜種油は大阪一帯へと広まっていったと言われています。

今となっては料理によく使われる菜種油。ここ遠里小野が発祥地だと思うと、地元住民としては、なんだか誇らしい気持ちになりますね。

住吉の歴史が詰まった、地元の人からも愛されている遠里小野公園。

住宅街の中に佇む小さな公園ではありますが、遊具で遊ぶのも、ゆっくり景色を見ながら休憩するのにもオススメです。色鮮やかな菜の花の光景に、思わず心が躍ってしまう。

そんな春の遠里公園に、ぜひ遊びに来てみてくださいね。

遠里小野(おりおの)公園
住所:大阪府大阪市住吉区遠里小野5丁目19番
アクセス:南海高野線「我孫子前駅」から徒歩約6分
TEL:06-6469-3842(大阪市役所 建設局公園緑化部公園課)
営業時間:24時間
定休日:なし

※記載情報は取材当時のものです。変更している場合もありますので、ご利用前に公式サイト等でご確認ください。